人は心の中を見せた相手に心を開きます。
たとえそれが、「えいやっ」とがんばって伝えた場合でも同じです。
心を開いたから、心の中の本音を伝えることがある反面。
何かのきっかけで、心の中の深い話を語ることで、
語った相手に対して、心を開くということもあります。
つまり、自己開示することで、
自己開示した相手にたいして、心を開きやすくなります。
それを証明するエピソードとして、すでにお感じになっている方も
少なくないと思いますが、傾聴を使ったコミュニケーションが
分かりやすいかもしれません。
NLP心理学で学ぶスキルであり、セラピー・カウンセリングなどでは、
基本のコミュニケーションスキルとして、使用されています。
NLP心理学を学んだ方のコミュニケーション能力が高まる
一つの理由は、傾聴にあります。
聞く技術なのですが、技術以上の効果があります。
人は基本的に自分のことを話したい生き物です。
ですから、相手の話しやすい雰囲気を作りながら、
話を聴き続けていることで、だんだんとあまり人には
言わないような話をしてくれるようになります。
この時、お互いの心の距離が縮まっています。
その時、信頼関係を育むこともできているはずです。
では、その為にどうしたらいいのかということですが、
NLP心理学のスキルを使って解説すると、
1、相手にとって話しやすい雰囲気を作る
(NLP心理学のラポールスキルを使います)
2、傾聴を使ってコミュニケーションを取る
3、話を聞きながら、会話を深堀りする
(突っ込んだ話をしていく)
さらにこの時に、NLP心理学のクライテリアを大切にしてみましょう。
つまり、相手の価値観を肯定し、満たしていくことで、
より深いコミュニケーションをとることができます。
このようにNLP心理学を使うことで、
人の心や気持ちの理解を深め、動かすことができるように
なっていきます。