以前にも一度ご紹介した『ラポール』の重要性について改めてご紹介しましょう。
コミュニケーションの前提として、心理学では二者間のラポール(信頼関係)が重要だと考えるのですが、NLPにはこのラポールを構築するテクニックが汎用的な方法論として体系化されています。
NLP心理学においては、コミュニケーションの基本が「ラポール」だと考えられています。心と心が通い合っている状態がラポールと呼ばれます。当然ラポールとは相手がいてこそ初めて実現するものであり、互いの信頼があってはじめて成立するのです。
ラポールを築くためには、まず相手をよく観察することです。
相手との信頼関係があって初めて本音でのつきあいができ、自分をオープンにすることができます。両者の間に信頼がなければ相手とのコミュニケーションに不信感や不安が生じます。親密になるのを避け、結果的に双方がオープンになることはありません。
信じている相手に信頼されるには、自分自身を信じていることが大前提です。自分を信じていなければ、相手から信頼されることはありません。しっかりとしたラポールを構築するためには、何よりもまず自分自身とのラポールが不可欠なのです。
NLP心理学では、二者間のコミュニケーションと信頼関係が基本になります。つまり、NLPでは信頼関係を築くことができなければ先に進めないということですね。NLP心理学の基本がラポールの構築にあるといえます。